作業・施工内容

徳島市のT様から外壁塗装のご依頼を頂きました。

45坪ほどの大きさで、今回2回目の塗替えでした。

T様も大変喜んでいただきました！

最近塗料のことで「ラジカル塗料」って聞いたことありませんか?

花房塗装でもお客様から「ラジカル塗料の効果は？」とご質問頂きます。

各塗料メーカーから販売され、人気が高まっているラジカル塗料について、その概要やメリットやデメリットを説明したいと思います。

ラジカル塗料とは？

ラジカル塗料とは、従来の塗料にラジカル制御技術を使って、塗膜の劣化因子のラジカルの発生を抑制し、長寿命化を図った塗料の総称です。

劣化因子であるラジカルは、塗料の調色上で不可欠な原料である酸化チタンが、太陽光の紫外線と結合することで生じ、それが樹脂や有機顔料にダメージを与えて塗膜の劣化を促進してしまうのです。

ラジカル塗料は、この酸化チタンの表層に発生したラジカルを閉じ込めるバリア層を設けることで、ラジカルが発生しても、それが樹脂や有機顔料にダメージを与えることを抑制する制御技術を盛り込んだ塗料なのです。

ラジカル塗料のメリット

ラジカル塗料の最大のメリットは、その開発目的である耐用年数が長くなること、すなわち耐久性に優れている点です。

また従来型の塗料に比較して、若干価格は高いものの、耐用年数を勘案したコストパフォーマンスに優れています。

さらに表面の汚れも従来型に比べて軽減され、長く美観が保たれるメリットもあります。

ラジカル塗料のデメリット

メリットの多いラジカル塗料ですが、まだまだ不十分な点もあります。

その一つは、最初に市販されたのが2012年であり、メーカーが推定・公表しているラジカルシリコン塗料の耐用年数の14～16年が、まだ経過していない点です。

従って、実際の寿命がどの程度かに疑問が残っているのです。

また、人気のシリコン系塗料を中心に各社が市販していますが、従来型に比べて種類が少なく、選択肢が少ない点も課題です。

以上の様に、ラジカル塗料には不十分な点も残されていますが、従来型よりも耐用年数に優れた塗料であることは確かで、これから外壁塗装等を考えられる方は、塗料の選択肢として相談されることをお勧めします。

徳島市地域密着の花房塗装もラジカル塗料を使用した施工実績が多くあります。

塗料のご相談などお気軽にお問い合わせください！